工学部航空宇宙工学科第4学期

工学部5学期の時間割を、航空宇宙工学科を例に取って説明していきます。

第5学期(3年夏学期)

1時限目
8:40 〜 10:10
航空宇宙自動制御第一 計算機工学第一   空気力学第二A 構造振動論
2時限目
10:30 〜 12:00
ジェットエンジン スパコンプログラミング(1) 航空機力学第二 原動機推進理論第二 弾性力学第一
3時限目
13:00 〜 14:30
航空宇宙材料 宇宙工学演習 数学2B   航空宇宙学基礎設計
4時限目
14:50 〜 16:20
航空機構造力学第一 宇宙工学演習 数学2B   航空宇宙学基礎設計
5時限目
16:40 〜 18:10
    数学2B    

※表中の色分け:
必修科目限定選択科目工学部共通科目

関連リンク:工学部航空宇宙工学科:第4学期時間割例

3年夏学期(5学期)、航空宇宙工学科の学生は2年冬学期に学んだ基礎的な知識を基に、やや専門性を増した航空機・宇宙機(人工衛星・ロケットなど)に関わる様々な知識を学んでいきます。

基本的に指定された必修科目・限定選択科目を受けていくだけですが、指定されていない講義、すなわち工学部共通科目や他学科・他学部の講義も(卒業単位の条件を満たす範囲で)履修することができます。筆者は個人的興味から、火曜2限に指定されていた限定選択科目「設計・機械力学・機構通論」を履修せず、工学部共通科目である「スパコンプログラミング(1)」を履修しました。

木曜の午後などの空きコマでは、金曜3・4限の基礎設計の時間に出される航空宇宙学製図第二(必修)の課題を進めていきます。この製図課題が重く、油断していると大学に泊まりこんで課題を仕上げることになってしまうため、計画的に進めていく必要があります。

以上製図課題の他にも、各講義ごとに様々な課題が課されます。講義によっては、与えられる単位数の割に合わないほど大量の課題が出されることもあります。課題の量は多い航空宇宙工学科ですが、学生が協力して課題をこなしていくことも多いため,どうしようもなく詰んでしまうことはないでしょう。

5学期はさらに、「ARLISS」というプロジェクトに参加する学生も多数います。「ARLISS」とは「A Rocket Launch for International Student Satellites」の略で、CanSatと呼ばれる自作の小型人工衛星を打ち上げて各種競技を行うイベントです。競技には、例えば目標地点まで衛星を誘導し、落下地点から目標地点までの距離を競うといったものがあります。学生は5~10人程度のチームをいくつか結成し、先輩や先生の助言を受けながら、一から衛星作りを進めていくことになります。打ち上げは例年9月に、アマチュアロケットグループの協力の下、アメリカで行われます。プロジェクト発足から打ち上げまでの期間が短いため、参加する学生はかなりの時間をこのARLISSプロジェクトに割くことになりますが、小型とはいえ衛星を一つ実際に作るプロジェクトに参加するのですから、非常に貴重な経験になることは間違いないでしょう。