理系総合

一類 ニ類 三類
文科 文一 文二 文三
理科 理一 理二 理三

第1学期(1年夏学期)

4月に授業が始まります。授業回数を確保するためなのか、入学式前から授業がスタートします。入学式は、授業が始まって数日後に日本武道館で行われます。期待と不安に胸を膨らませながら、大学生活のスタートです。

授業は、必修科目(基礎科目)と選択科目(総合科目・主題科目)の二つに分類されます。理系は必修だけで12コマうまってしまうので、残りのコマで選択科目を履修することになります。数学や力学など理系の基礎となる科目が必修科目で、それ以外の科目は「総合科目」と呼ばれる選択科目となっており、その分野は文系から理系まで多岐にわたっています。また、少人数制の授業や体験型の授業など、総合科目とはちょっと毛色が違う「主題科目」も開講されており、選択することができます。この時期はまだやる気に満ちている人が多く、総合科目をたくさん取る人も多いですが、単位を落としたり試験を受けなかった科目があると進振りで不利に働くので、試験前になって泣きを見る人もいます。

授業開始から2週間程度はいわば「お試し期間」で、必修以外の時限にさまざまな選択科目を見てまわります。そして、4月末にどの科目を選択するかを決めて、履修登録を行います。昔は長蛇の列に並んで教務課に紙で提出していたらしいのですが、今ではUTask-Webというサイト上で登録できるので、自宅からの登録も可能です。便利な世の中になったものです。

それからしばらくはただひたすら授業を受けることになります。まだ基礎実験もないので、結構気は楽。「ゴールデンウィークになると人が減る」なんてウワサもありましたが、そうでもなかったような……。

7月になると、語学・情報・総合科目の試験があります。夏学期はまだシケ対が機能している場合が多いので、たいていの人はさほど苦労することもなく終わります。1ヶ月間の休みを挟んで、9月には理系必修科目の試験があります。このときばかりは文系がうらやましくて仕方がありません。しかし、冷静になって考えてみると、1ヶ月余分に勉強できるのだからありがたいことかもしれないですね。

第2学期(1年冬学期)

冬学期は10月上旬からはじまります。しかし、授業の受け方や雰囲気などは、基本的にはほとんど夏学期と変わりません。履修登録も同じくUTask-Webで行います。理系は、相変わらず多くの必修科目があります。

理系の1年冬学期で特徴的なのは、「基礎実験」が始まるということです。1年冬学期と2年夏学期の計1年間で、理科一類は「基礎物理学実験」「基礎化学実験」を、理科二・三類は「基礎物理学・化学実験」「基礎生命科学実験」を履修することになります。1週間に一回、3限・4限の2コマ続きで行われます。化学実験はさほど大変ではなく、4限終了時刻である16:20には帰れることが多いですが、物理学実験は、場合によっては2時間、3時間延長になってしまうこともあります。

冬学期は2月の試験までですが、12月20日頃から1月10日頃までは冬休みで、授業がありません。冬休みが終わった後、1月下旬に繰り上げの試験が始まり、2月に入ると、15日頃まで試験期間になります。試験が終わった後は、4月に2年生の夏学期が始まるまで長い春休みになります。成績は3月下旬に発表されます。ごく一部ですが、ここで留年が決まる人もいます。

第3学期(2年夏学期)

新学期は4月からですが、サークルや部活は春休みの段階から新入生獲得のために活動を始めます。春休みといってもおちおち休めない人も多いことでしょう。

理系の2年生夏学期は必修科目の数がぐっと減り、ようやく一息入れられる学期と言えます。筆者の知り合いなどはこの学期に受けた講義は週2コマだったとか。もっとも、これでは必修科目もきちんと出席していないことになるのでさすがに受けなさ過ぎではありますが。

このように必修科目が減ることの理由の一つとしては、進振りが近いことが挙げられると思います。進振りは夏休み中に行われ、2年の冬学期にはもう進振り先の学部学科のカリキュラムに沿って講義を受けることになります。そのため、2年の夏学期はその準備として学生それぞれが自分の適性に合った講義を選んでいけばよいということなのでしょう。

ほぼ全員が医学部医学科へ進学する理科三類の学生はともかくとして、理科一類・二類の学生にとって2年夏学期の最大の関心事は進振りのことになるでしょう。5月に入ると各学部・学科は2年生向けの進学ガイダンスを行って学科の特色などを説明します。ガイダンスへの参加は完全に自由なので、各自興味のある学科のガイダンスに顔を出して志望学科を絞り込みます。

なお、2年夏学期終了時点で取得した単位数が一定に達していない場合、進振り対象外となって降年ということになってしまいます。よって単位の足りない人はこの学期をとても忙しく過ごすことになります。

進振りがあること以外は基本的に先学期とあまり変わりません。7月の下旬に試験があり、夏休みに入ります。ちなみに、理系の1年夏学期では9月の初めに理系必修科目の試験がありましたが、2年夏学期では全ての試験が7月下旬に行われます。

進振りの結果は秋休み中(9月)に発表されます。無事、進学先に内定できた人は10月から2年冬学期がスタートします。

第4学期(2年冬学期)

冬学期が始まる直前に、各学科は進学内定者ガイダンスを行います。そこでは学科の時間割や、その他事務的な書類が配られます。後期課程の単位の仕組みは学部ごとに異なるのですが、そういったことについても情報を得ることができます。

10月に入ると、いよいよ2年冬学期のスタートです。進学が内定したとはいえ、前期課程の学生であることは変わらないので、基本的に授業は駒場で受けます。履修登録もこれまで通りUTask-Webで行います。

掲載日:
担当: ,